子供の頭皮と髪の毛が気になる2。
2011.05.27
子供の頭皮と髪の毛が気になる、つづきです。
①髪が少ない! その2です。
2、前髪の角の部分が生えてこない!!
赤丸の部分です。この部分は男性型脱毛症のH型という大人の人でも毛が薄くなりやすい場所なのですが、子供さんでその部分が薄くて、そして伸びが悪い場合があります。これも、成長していく段階で改善されて、小学校低学年では見られなくなるパターンです。
しかし、髪型を作るうえで前髪は印象が変わってしまう重要なポイントなので、スタイル作りにかなり問題が出てきてしまいます。
男の子であれば、前髪の短めなスタイルにする方法。もしくはトップの髪の毛を前髪としてスタイル作りをする方法が考えられます。
女の子の場合は,片方に流すような前髪の提案や短めの前髪提案が多いと思います。長くしてくくってしまう方法だと、おでこが広く見える場合もありますので、その子供さんによって提案はちがってきますね。
子供さんの髪の伸びが悪い!薄い!などのパターンとしては大きくこの2つになると思われます。
その他今までのお客様の子供さんの中には元々あった髪の毛の量が急に脱毛して薄くなるという話も聞いています。これは少し病院などの診断が必要になる可能性が大きいので、お近くの病院の受診をオススメします。 調べてみた話では子供もストレスに関係することもあるそうです。 難しいですね。
子供の頭皮と髪の毛が気になる。
2011.05.26
私個人の意見ですので、医学的な知識とかはありません。ですが15年ほど子供たちのカットをしていると、いくつかの子供にしか出てこない頭の形、毛のクセ、状態とかがあるのです。子供の髪型としてはたくさんのカタログもありますし、最近はお洒落になっています。ですが子供特有の髪の毛のことを情報としてみる機会は少ないので、書いてみようと思います。 あくまでも個人的な経験上のデーターですので・・・・・。
①髪が少ない!!
個人差がかなりあります。生まれたてで毛量がすごく多い子供さんと、少ない子供さんの差はすごくあります。
個人的な意見ですが・・・近年の子供さんの髪は細く少なくみえる子供さんが増えてるような気がします。
4歳ぐらいまで長さが出てこない。地肌が見えるなどいくつかのパターンがあります。代表的なものを書いてみます
1、後ろの髪が他の部分よりも伸びてこない!
丁度首のすぐ上の部分なのですが、他の部分の髪の毛よりも長さが違う(短い)状態の子供さんで
です。男の子のヘアスタイルでは短めのカットをする場合が多いので気づくことはありません。
ですので、女の子の少し長めのヘアースタイルの子によく見られるパターンです。
もちろんこれにも個人差がありますが、5~7cmほど伸びてはいるのですが、他の部分と同じ
速度では伸びないようです。
私の経験上では小学生の高学年のころには改善されて、ほぼこのような状態を見ることは
なくなります。
原因は分かりません。色々調べてみましたが、これ!!ていう回答にはまだあたっていない状態で す。 子供は生まれたての時、まだ頭蓋骨の形成が出来ていない状況なので、そういうのも関係あるのかも知れませんね。
また続きを書いてみます。
頭皮と髪の毛の話3
2011.05.23
最近では色んなところでアイロンが販売されていますね。ほんと便利なんです。朝のスタイリングに形を作りには何より時間が早いのが一番のいい所ですね。
熱による損傷(アイロン・ホットカーラー・ドライヤーの熱)
過度の熱は、髪そのものを変形させてしまいます。
髪の変質は、約110℃から始まります。
ドライヤーなどでも120℃になるものもあり、吹き出し口では約140℃にもなっています。
ドライヤーやアイロンなどの使い方をあやまると、髪に“やけど”をおわせてしまいます。
髪は、温度を感じないため知らない間に、
長くあててしまい髪が乾燥してしまいます。
それを繰り返すと乾燥毛になってしまうわけです。
髪は、濡れていると温度はあまり上がらないのですが、乾いてくるとすぐに温度が上がるため、その時にダメージを1番受けやすく、髪の内部のタンパク質が硬くなってしまいます。
乾燥毛とは、健康毛であるならば12~14%水分を保持しているのですが、水分が7%以下になり、キューティクルが剥がれやすく、ツヤがなくなり、切れ毛、さけ毛、折れ毛、枝毛の原因になります。ドライヤー・アイロンなどは毎日使う物だと思います。だからこそ注意をして使っていかないといけません。
美容院でパーマなどの技術を行うときには目に見えにくいダメージとなるので、普段のお手入れ部分も
すごく聞きたいところの一つなのです。
頭皮と髪の毛の話2
2011.05.04
今日はなんだかえらそうに、髪の毛の知識について書いてみます。といっても毛髪もつねに新しい情報が出てくるので、また変わってくるとは思うのですが、基本的な私たちの知識として・・・・。
日本人の髪の本数は、約10万本そのうち自然脱毛は、生活環境、季節により多少の変化はあるが1日60~120本は自然脱毛する。
成長は、1ヶ月で1cm~1.2cm伸びます。15cm程度の髪では、毛先は10ヶ月以上がすぎているため、根元と比較するとコンディションが違うのでパーマ・カラーなど注意したほうがいいでしょう。
寿命は、個人差はあるものの、男性で約3~5年、女性で4~7年です。ただし、生活環境などやホルモンの働きも影響してきます。活動期を延長させる女性ホルモン、反対に活動期を抑制してしまう男性ホルモンの影響があります。
長さは、人種により長さの限界があり、成長速度とヘアサイクルから決まってきます。個人差はありますが、日本人の場合は、約65~75cmが一般的です。古代女性の長髪は、足し毛によるものです。
(中国人・蒙古人は約90~100cm・欧米人は約60cm・黒人は約25~30cmが一般的です)
太さは、硬毛、普通毛、軟毛は表皮(キューティクル)の数の違いと皮質の太さの違いによって決まります。軟毛は約3枚、普通毛は約5~6枚、硬毛は約10枚のキューティクルに覆われています。平均的な太さは0.08mmです。(軟毛0.05~0.07mm、普通毛0.08~0.09mm、硬毛0.1~0.15mm)
水分は、健康な髪で通常約11~14%の水分を含んでいます。水分は、髪表面のキューティクルの隙間から入り込み、内部にある吸水性の高い成分によって保持されているからです。損傷毛では、吸水性が低くなり乾燥します。
強さは、健康毛なら約120~200gのおもりを吊り下げても切れません、損傷毛なら約100gまでになります。
※毛髪の強さは、髪の太さによって異なります。
伸びは、両端に力をかけて伸ばすと、髪は実寸の約1.5倍の長さにまで伸びます。健康毛であれば、太さも関係ありません。
損傷毛では、伸びが健康毛より大きくなったり小さくなったりします。
熱は、スタイリングに欠かせないものですが、行き過ぎると変質、変色などが起きます。濡れた状態の髪・加熱時間が長くなれば温度が低くても影響が出始めるので注意が必要です。
今日はかなり書いた気分です。打ち込んでることで再度勉強になってきてます!!
頭皮と髪の毛の話1
2011.04.22
A.現在、髪や頭皮のケアをしていますか?
髪の悩みなど感じている人は非常に多い、しかし
何らかのケアが出来ている人は、30%しかいません。
それは、悩んでいるのにどうすればいいかが、
解らない等の人が多いのではと思います。
いきなりの質問形式からのスタートです。
よく最近思うことなんですが、お顔は化粧品メーカーがいっぱい
宣伝をしていて、お肌のケアーについて、多くの女性が聞いたことが
あるはずなんです。
でも頭皮のケアーは??の質問には、あまり回答がありません。
最近でこそ、ヘッドスパの言葉が出てきて、頭皮のケアーの話が
チラホラ出始めました。
頭皮を洗うこと、それ以外では柔軟にしていくこと。そして化粧水==頭皮の場合は育毛剤の活用が必要になると思っています。
先日もある化粧品会社の勉強会があったのですが、肌には水分、油分のバランス。細胞が柔軟と話がありました。頭も顔も皮膚はつながっています。そうすると私のイメージは==畑です。
1、良い畑にはたくさんの野菜が出来ます。土は柔らかく、栄養も豊富、みずみずしい!
2、野菜のあまり育たない畑は、カラカラで土も固くなっている。
頭はやはり1、の状態が良いのではないでしょうか??