スタッフブログ

頭皮と髪の毛の話4

2011.06.01

白髪って実は顕微鏡でみると透明なんですよ。白ではなかったんです。

白髪がどうして生えてくるのは、身体的な機能の低下が原因だといわれていますが、まだ医学的には解明できていない部分が多く、そこで、現在わかっている、原因と対策・予防を書いてみます。

白髪とは、年齢を重ねるにつれて色素細胞の能力が衰え、毛髪の色素が無くなっている状態です。

毛髪はもともと皮膚が変化してできたもので、頭皮から外に出ている「毛幹」(一般には、髪とよばれる)と頭皮内に隠れている「毛根」わかれています。毛根の最下部には球根状にふくらんだ、毛髪の成長に重要な「毛球」と呼ばれる部分があります。さらに、毛球の中心には「毛乳頭」と呼ばれる部分があり、

毛乳頭のまわりには、髪を作る「毛母細胞」があります。

毛母細胞の間には、髪の色を作るメラニン色素を生成するメラノサイト(色素形成細胞)があり、髪の色も、皮膚と同様でメラノサイトがメラニンの生成をして髪に色をつけています。加齢や病気などで、メラノサイトが減少しメラニン色素も減るのです。その結果、髪の色素が薄くなり、白髪になるのです。

白髪になるとは、メラニンを作る能力の低下ばかりではなく、メラノサイトの数そのものが少なくなっていたり、なくなっていたりすることが原因だと明らかにはなっていました。その原因は、生え変えわりの時期に正常にメラノサイトが十分に増えてないと考えられます。従って、白髪の予防の1つは、老化によって活力の低下したメラノサイトの増殖と活性を促進する事が重要になります。

と、えらそうに書きましたが、結局、色々な教科書からの抜粋なんです。でも白髪で感じることは、、、、若い年代に増えた!!ってことです。そして若い年代には白髪が出ていて、でも根本をたどると・・・・・根本は・・・・黒い!!!(字は赤いですが・・)

実際に多いです。なので白髪が一本見つけたー!!!といって抜いては・・・・ダーーーメーーーーー!!です。もしかすると根本が黒い時もありますので、
話は少し変わりますが、白髪をよく抜いてしまわれる方・・・・危険ですよ!髪は10万本あるからといって抜くのはよくありません。毛穴一つから2~3本の毛が生えています。そうなんです。一つの毛穴から2,3本なんです。つまり、その抜いた毛のすぐそばには普通の黒髪が生きています!!その幅、、、、1mm以内の隣にいるのです。危険です!!

頭皮と髪の毛の話3へ  

このページの先頭へ